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会社の印鑑のキャップ(さや)だけも販売してます

  1. 印鑑をつくる

鈴印では会社の印章の鞘(さや)と呼ばれる、キャップだけの販売もしています。

 

柘植スマートキャップの購入はこちらから

黒水牛プロテクトキャップの購入はこちらから

トビ(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

上白(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

 

ネットであちこち探しても、なかなか見つからない鞘。
なのに、ないと本当困るのが鞘。

どこかに無くしてしまった
割れちゃった

大切な印面が剥き出しのままですから、何とか保護してあげたい。

みなさんからごお声を受け、2018年2月20日から販売を開始しました。
おかげさまでベストセラーになりましたので、2023年7月13日に4度目のリライトをしました。

会社の印鑑のキャップ(さや)だけも販売してます

意外にもなかなか販売しているところがないのが、鞘の単体。
でもそれには理由があります。

印章に使われる印材は天然材なので、1本1本微妙な誤差があります。
そのためキャップは印材ができあがった後に、職人が1つ1つに合わせて手作業で削り出しています。
つまりオーダー靴のように印材の形に合わせて作るのが鞘なので、なかなか単体で販売することができませんでした。

その問題を今回ご紹介する鞘は、クリアしました。
正確に言うと、靴で例えるなら多少のサイズオーバーは紐で縛って調整する。
そんな汎用性の高いアイテムで、4つの素材に対応します。

スマートキャップ/柘植

まずは柘植の「スマートキャップ」

外から見た感じは、普通の鞘となんら変わりません。
ところが、ひっくり返してみると・・・

内側に敷き詰められた金属のバネで挟む形状で、ある程度のサイズに対応することができます。
※適合サイズは後述します。

金属じゃ印章自体を痛めないのか?
そんな心配もご無用。

金属の先端は切り込みに収まり、印材に触れる部分は面で当たるようにカーブしているため、出し入れの際にも傷がつかないようになっています。

柘植スマートキャップの購入はこちらから

プロテクトキャップ/黒水牛

次にご紹介するのは、黒水牛の「プロテクトキャップ」
柘植の「スマートキャップ」に対して「プロテクトキャップ」
名称が違うのは、形状が若干異なるからで、もちろん理由もちゃんとあります。

水牛は柘植と比べて密度が高いため、抜けなくなる原因は密着です。
そのため抜けなくて無理矢理引っ張って破損する場合が多いようです。

密着によって真空状態になり、抜けない場合がほとんどのため、構造を変えて対応しています。

内側の淵に見えるギザギザ部分が張り出ていて、印材を挟み込む形状。
つまりギザギザ下に空気の逃げ道ができて、密着を防ぐんですね。

文章にするとわかりにくいですが、柘植のスマートキャップが金属のバネで挟み込むのに対して、こちらのプロテクトキャップは入り口だけで挟む形になっています。

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プロテクトキャップ/牛角トビ

こちらは牛角の色がある「トビ」。
牛角は、透き通りそうなクリーム色が特徴で、そこに鳶色が混じっているのが「トビ」です。
ちなみにクリームの色合いが美しく、かつ割合が大きいほど、高級とされています。

形状は黒水牛と同じ「プロテクトキャップ」構造になります。

1点ご注意いただきたいのは、お手元の印材の色合いと全く同じになることはかなり難しい点です。

多少の色味の違いはご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

トビ(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

プロテクトキャップ/牛角上白

牛角シリーズの最高峰「上白」。
牛角の中でもクリーム色だけで美しいクリーム色だけで構成されている上白です。

形状は黒水牛や牛角トビと同じ「プロテクトキャップ」構造。

こちらもご注意いただきたいのは、お手元の印材の色合いと全く同じになることはかなり難しい点です。

天然素材のため、同じ上白でも微妙に色味が違います。
その辺りはご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

上白(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

対応サイズと注意点

対応可能サイズは誤差0.3㎜程度

当然ですが、鞘が印材よりも小さいと入らず、大きいと緩くなります。
ちなみに、対応可能な誤差は0.3㎜くらいです。
具体的には以下になります。

キャップサイズ:印章直径
15㎜:14.7〜15.3㎜
16.5㎜:16.2㎜〜16.8㎜
18㎜:17.7㎜〜18.3㎜

上記を超える場合は、入らないもしくは緩い状態になってしまいます。

計測はできる限り正確にお願いいたします

例)写真の18.28ミリは対応可能。

0.3ミリという誤差は、かなり微妙なサイズです。
なんとなくの目測の場合、思うようなフィット感になりませんので、できる限り正確にお願いいたします。

【計測方法】
1.可能であれば、電子ノギスでの正確な計測をお願いします。
2.印影でななく、印材を計測してください。印影(捺したもの)は、印材より小さい場合があります。

かなり細かい指定で申し訳ございませんが、フィット感が細かく気になる方は特にご注意ください。
もし定規などで計測される場合は、上記の数字の範囲内に収まっているかを、くれぐれも慎重にご確認ください。

上記サイズに収まっていない場合

印材は製造の段階でも誤差が生じます。
メーカーによっては大雑把な、例えば本来18ミリにもかかわらず、17ミリなどというスマートキャップの想定外の印章も多々あります。
そのためお手元の印が規格外の場合は、以下をお選びください。

お手持ちの印鑑の直径→キャップのサイズ
14.6㎜以下→15㎜をご使用ください
15.4〜16.1㎜→16.5㎜をご使用ください
16.9㎜〜17.6㎜→18㎜をご使用ください
18.4㎜以上→対応不可

スマートキャップやプロテクトキャップがうまくフィットしない時の対処法

キツくて入らない場合:恐れ入りますが、対処法はございませんので、ご注文の際に採寸を慎重にお願いします。
緩くて落ちてしまう場合:キャップの内側にセロファンテープやマスキングテープを巻いて、径を小さくしてご対応ください。

※キャップがちょうどいい感じにフィットするのは、上記の対応サイズ内になります。
お手持ちの印章が対応サイズを超える場合は、どうしても緩かったりキツかったりしてしまいますこと、あらかじめご了承の上お求めくださいますようお願い申し上げます。

鞘(キャップ)が割れてしまう原因

最後に鞘が割れてしまう原因をご紹介しておきます。

鞘は、筒状に中身をくり抜いて薄く成形します。
強度は、柘植よりも水牛の方が丈夫など、素材の強度にも比例します。
鞘の内側に朱肉の油などが付着したまま放置すると、朱の油で柘植は弱くなったりします。

いずれも天然材のため、湿度や温度の影響を受けて、膨張収縮を繰り返す特性もあります。
キツくなって、無理矢理抜こうとして割れてしまう場合がほとんどのようです。

念のため、抜けなくなった場合の対処法をブログに書いてますので、リンクを貼っておきます。

割れないようにするためには、使い終わったあとは必ず、印面に着いた朱肉を拭き取ってください。
それだけで大幅に、鞘の耐久性を伸ばすことができます。

最後に

おかげさまでベストセラーになりました。
スマートキャップとプロテクトキャップ。
お求めは以下から。

柘植/スマートキャップ

(税別)1,800円

柘植スマートキャップの購入はこちらから

黒水牛/プロテクトキャップ

(税別)2,300円

黒水牛プロテクトキャップの購入はこちらから

牛角トビ/プロテクトキャップ

(税別)2,800円

トビ(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

牛角上白/プロテクトキャップ

(税別)5,500円

上白(牛角)プロテクトキャップの購入はこちらから

 

いずれも印材に合わせて作ったものではないため、完全にフィットするかはお持ちの印材によりますこと、あらかじめご了承ください。

象牙キャップ

残念ながら象牙に関しては、鞘だけの販売はございません。
印材に合わせて、鞘を1つ1つ削って作るしか方法がないため、一度材料をお送りください。
尚、お預かりした際、もしくは郵送の際などに傷や破損のリスクもございますが、当店ではそれらの責任は一切負えない旨、あらかじめご了承ください。

鞘製/象牙(税別)30,000〜円
※象牙のランクによって価格が異なります。

郵送先:〒321-0964  栃木県宇都宮市駅前通り2-1-3  株式会社鈴印  宛

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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