最近はネットでも、事前に文字のイメージが分かるようにシステム化されたページも増えてきました。
お客様の不安を解消する1つの方法としては非常に的確ですね。
印鑑によく使われる篆書体や印相体などは、ご自身のお名前がどんな感じになるのか、なかなか想像がつきませんからね。
ちなみにシヤチハタでもそういったサービスを行なっていますので、一応リンクを貼っておきます。
ただし、鈴印では上記のようなPCフォントのイメージビューはお出ししておりません。
誠に勝手ながらそんな理由を申し上げたいと思います。
パソコンのイメージビューと鈴印の手書き文字は、イメージが全然違うんです
まず大前提として、コレですよね。
イメージビューなのに、イメージが全然違う。
過去のブログにも書きましたけど、フォントと手書き文字だとこれだけ違う。
左がPCフォントで、右が手書き文字。センターのバーが左右に動かせます。
上記はあくまで一例で、文字によってはまるで違っちゃう場合も多数あります。
また鈴印の場合はお名前の組み合わせによって、数通りもある篆書の中から最適な文字をチョイスします。
対してPCフォントの場合はあくまで1文字のみです。
しかもそもそも真四角で作られているフォントは、上下や左右に並べるとその分ピクセルが変わって太い線や細い線などのムラが出てします。
さらに詳しくは以下のブログをご覧ください。
もしかすると小さいこだわりなのかもしれませんが、鈴印ではこれまで一番こだわってきた部分が手書きなので、現在も踏襲しております。
代わりに手書きのイメージチェック用の校正をお出しします
とは言え、事前にざっくりとしてイメージは掴んでおきたいと思いますので、鈴印の場合は手書きの校正をお出ししています。
筆文字で作る書体であれば手書きの文字を、SK印相体などの直線的な文字であれば、直線デザインを。
ただしあくまでイメージチェックです。
完全な判下データではなく、最初のラフの設計図のみ。
これはほぼ完成のデータの流出を防ぎ、それによって安全を担保するためとお考えください。
そして基本的に1点は無料で対応していますので、ご注文の際にはお気軽にお申し付けください。
ホームページからの購入の際は、ご注文の際に選択肢がございますので、お急ぎでない場合はぜひご活用ください。
最後に
まあ色々勝手を言ってすみません。
印鑑という究極の個人情報を扱う責任もあって、それぞれの特徴をハイブリッドしますと鈴印としてはこのようなご提案になります。
とにかくイメージが簡単に出力できちゃったら、唯一無二の意味がないってのも大きな理由。
簡単に作れるものは簡単にマネできちゃいますからね。
せっかく人生でも多くない印章を作る機会ですからね、ただ購入するだけじゃなくて、そのプロセスも楽しんでいただけたらと思います。
手作りは全てが違います。
そんな唯一無二の体験をぜひ!