今日はお客様の声です。
いつも思うことですが、商品を提供する側と購入する側では視点が少し違います。
もちろん大きなコンセプトが一致していないと購入に至らないはずですが、作る側はある程度ざっくりとした使い道をイメージします。
対して購入して使う方は、実際のリアルな環境をご存知です。
なので非常に学びが多いのです。
オールインワンミニを購入されたお客様の言葉
【オールインワンミニとは】
外出先でも気軽に契約の格式を高めたい。
捺印に特化し、厳選された必要なアイテムだけを揃え、そのままご自身のバッグにポンと入れておくだけで、お客様の前でおもてなしの演出が完成します。
内容物:鈴印朱肉・SV捺印マット・鈴印印章拭き・専用ポーチ
実際に自分の体験がもとになって製品化したオールインワン。
私自身が印章を生業としている関係上、高額契約の際の捺印環境に不満を抱くことが多かったんです。
改めて考えるとそのようなパッケージが存在していないことを知り、独自開発しました。
嬉しいことに同じく共感していただける方が多く、大ヒット商品になりました。
そして今回、新たにオールインワンを購入された方から以下のようなお言葉をいただきました。
こんなセットがあったのですね。
出会えて良かったです。
よくぞ作って下さいました。
外での捺印の場合、いつも我流のセットを持参していました。
母の遺言の一つの「朱肉は借りるな!!」を守る為です。
朱肉を持参するならマットと印鑑拭きも、となる訳で。
朱肉はシャチハタ、マットはフェルト生地を四角く切ったもの、印鑑拭きはポケットティッシュです。
必要充分ですが、スマートとは言えません。
今回ご縁を頂くセットはとてもスタイリッシュで統一感があり、素晴らしいです。
外での捺印の際、先様に捺印をとても大切に思っている、と感じて頂けるでしょうし。
今から届くのがとても楽しみです。
まさにオールインワンミニの本質と合致したご意見でした。
私自身が興味を抱いた箇所は「朱肉は借りるな!!」が遺言だった点でした。
実は私も朱肉を借りない派だからです。
理由は2つあって、1つ目は自分の印章が汚れるのが嫌だから。
全てとは言いませんが、朱肉にゴミが乗っていたり汚れていたりする場合が多いです。
また他の人がどんな印を使ったかわかりません。
特に三文判などは印面にインクが乗っているため、朱肉で落ちたりする場合があります。
そのゴミやインクの汚れが付着するのが嫌なんです。
2つ目は、ちゃんと写るかわからないから。
安い朱肉などは、そもそも綺麗に写りません。
だから必ずと言っていいほど、捺し直しになります。
せっかく書いた書類も1から書き直しになってしまいます。
それらの理由から、気がつけば全てのバッグに鈴印朱肉の携帯用を入れるようになりました。
今回のお客様のお母様がどのような理由で借りるなとおっしゃったのかはわかりませんが、多分同じようなお考えだったと想像します。
文面にもありますように、1つこだわると他も気になるんですよね。
私たちもそうだったため、考えうる中で最適なアイテムを揃えたのがオールインワンミニでした。
最後に
そして今回のメッセージはこのような内容で締められています。
外での捺印の際、先様に捺印をとても大切に思っている、と感じて頂けるでしょうし。
印章の中でも実印は、人生の中で特に大きな節目で捺すものです。
色々な想いがあってその席に臨み、大きな責任を感じながら捺しています。
それをご存知の方ほど、その想いをきちんと受け止められています。
今回のメッセージで教えていただいたことは、オールインワンミニが担っていた役割は、おもてなしの心だったことです。
ありがとうございました。