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銀行の口座管理に、紙の通帳+印鑑を選ぶ理由

  1. 社長ブログ
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先日非常に興味深い記事に出会いました。

「やめときゃよかった!便利なはずの「通帳レス」4つの落とし穴とは?」

内容はタイトルの通り、通帳レスの落とし穴について書いてあります。

また個人的には少し前に身の回りの整理整頓をしていたところ当時使っていた通帳が出てきて、引き落とししようにも銀行名も変わってしまい、使っていた銀行印も見つからず、また宇都宮に支店がないなど、どうしたらいいの(~_~;)
と目下の問題が発生したため、より興味津々に読ませていただきました。
通帳があっても対処法がわからないのに、通帳レスだったら預金していることすら思い出せないんじゃないかと。

元記事が消えてしまう可能性もあるため、引用させていただきながら個人の見解を述べてみたいと思います。
あっ、ちなみに当時の通帳問題は追ってブログに書きたいと思っています。

「やめときゃよかった!便利なはずの「通帳レス」4つの落とし穴とは?」を読んでの考察

 

■本当に通帳レスにしていいの?
メリットを重視して通帳レスにすると、いくつか困ったことが発生します。通帳レスにする前に注意点を把握しましょう。

といった序章から始まるこちらの記事。
私自身は通帳レスと通帳ありの両方の口座を使用していますが、なんとなくですが通帳レスの口座はいざという時の保険的に少額のみで使用しています。
それでは引用しつつ個人の見解を述べてきます。

●注意点1:相続対策が大変

通帳レスは、紙の通帳の情報を電子化することです。もし、何らかの事情で急に亡くなったとき、通帳が手元になければ家族が資産の存在を把握できないかもしれません。

自分の立場で言うと、多分家族は私の預金を全て把握していないと思います。
まあお互い様ですが^^;
正確に言うとズボラな私は適当に作った通帳レスの口座全てを覚えておらず、そのためもし亡くなったりしたら特に通帳レス口座の全貌把握は難しいんじゃないでしょうか?
またパスワードなどは管理アプリがないと自分でもわからないのに、他人が知る由もありません。

他に思い出したのは「親が亡くなったら口座からお金を動かしておきな。口座凍結になっておろせなくなるから」なんて言い伝えされているご家庭の話。
良し悪しは別としてですが。
これが通帳レスの場合を考えると・・・
ってことになりますよね。

ちなみに私の経験上では、親族が亡くなった際に物理的な通帳があったので、すぐに確認できたのは大きな利点でした。

【通帳レスで懸念されること1】
相続時の対策で、デジタルの記録のみでは相続の手続きがより複雑になる
亡くなった際にすぐに資産状況が確認できない

●注意点2:閲覧期間が限られている

入出金履歴のWeb上で閲覧可能な期間は件数単位、年単位など、銀行よって対応がまちまちですが、長期間にわたるお金の記録を保存したいのであれば、紙の通帳より利便性が劣ります。
通帳レス後も取引記録を保存したいのであれば、定期的にデータをダウンロードし、パソコンに保存するか、プリントアウトして保管しなければなりません。

確かにWEBやアプリでの閲覧では、直近の履歴へのアクセスは容易です。
ただし時間が経過した取引記録を振り返ろうとすると、なかなか大変ですよね。

立場上例えば消費税などの場合、「去年はいくら払ったんだっけ」これはもう通帳を見た方が圧倒的に早いです。
そのため通帳はいつも数年分は近くに置いてありますね。

【通帳レスで懸念されること2】
長期間にわたる取引履歴を確認する必要が出た時、通帳レスでは不便を感じる

●注意点3:紙の通帳と併用できない

通帳レスにすると、これまで使用していた紙の通帳は使用できなくなります。紙の通帳に戻す際は、窓口で再発行してもらわなければなりません。

記憶にあるのは「通帳のコピー」を提出する必要がある際です。
上の事例でも書いたように、古い情報にアクセスするのが大変なので、もし無いとしたら困るますよね。

【通帳レスで懸念されること3】
特定の状況で物理的な記録が必要になった時、選択肢がないことは不便

●注意点4:情報管理が大変になる

従来に比べ、情報管理が大変になります。通帳を盗まれることがないかわりに、通帳の情報が盗まれる可能性があるからです。
特に注意しなければならないのはIDやパスワードの管理です。これらの情報が流出すると、不正利用されて自分の財産が盗まれてしまうかもしれません。また、2段階認証などにも対応しなければならないため、情報管理が紙の通帳よりも大変になります。

IDとパスワードの管理は現代社会での至上命題です。
簡単じゃダメだし、複雑だと覚えられないし、かつ使い回しもできない。
最近ではアプリで管理してくれますが、それでも完璧じゃないですもんね。
なぜなら管理するのは人間だから。

また最近の銀行取引がかなり複雑化しています。
事前に紙のパスワードを渡され、後でスマホに別のパスワードが送られてきます。
これがかなり面倒で、パスワードの紙は確実に保管してすぐに取り出せるようにしないといけませんし、もしスマホに慣れていなかったらどうしてたんだろう?と疑問にも思います。
以前は「印鑑を捺せば終わりだったのに」と思うことも多々あります。

【通帳レスで懸念されること4】
全ての金融情報をデジタルで管理することに伴う、セキュリティ対策やパスワード管理の負担増。

最後に

今回の記事拝見して、私がメインバンクとして「紙の通帳+印鑑」を選ぶ理由が明確になりました。
デジタルの便利さとは別に、アナログ手段の持つ確実性さは、私にとって非常に重要な要素です。
これまで当ブログでも書いていますが、やはり万が一にはアナログが強い。

私自身最新のデジタルデバイスは大好きですし、日々その恩恵を多大に受けていますが、やはりそれは使い分けですよね。
電子マネーの便利さと現金の安心さに象徴されるように、どっちか一方に無理やり持っていく必要もないと思います。
だって飲み会の割り勘で電子マネーはかなり面倒ですもん。
デジタルはスムーズな時は非常に便利なんですけど、ちょっとしたトラブルがものすごい大事に変わってしまう恐れはどうしても拭えません。

もちろんこの考えには個人差があることは理解していますし、将来的に考えが変わる可能性もありますので、最終的には個々人のライフスタイルやニーズに合った最適な選択をすることが重要なのではないでしょうか。
いずれにしても個人的に非常に面白い話題でございました。

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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