本日のブログは恒例のワタクシの親父の話。
そういえばよく言ってたな?なんてのをふと思い出しまして。
ここにはハンコに対しての想いもそうですけど、これからを担う若い人たちへのメッセージも込められていたように思います。
あなたがこれから押す実印は、どんな高い宝石よりも価値がある
親父の接客は、接客というよりは「せっかくの良い機会だから、普段案外聞けないハンコの大切さを聞いていってください」といった話がメインでした。
そんな中よく話していたのがタイトルの「あなたがこれから押す実印は、どんな高い宝石よりも価値があるんですよ」って話。
って言いますのは、実印をお渡しする際にお客様から「すごい!宝石みたいですね!」なんてお褒めのお言葉をいただくことが多かったんです。
そしてその際に親父は・・・
「ありがとうございます。確かに宝石は高価で煌びやかで美しいです。でも100万円の価値のある宝石が一億円の価値にまで変わるコトってないですよね?でもこの実印は使うあなた次第では、何十億にも何百億にも変わるコトがあるんです。」
そうです。親父はお客様の可能性をお伝えしてたんですね。
この実印を押すコトによってどんどん財産が増えますように。そうあっていただきたい。
「でも実印を押す時は、何も楽しい時ばっかりじゃない。時には保証人だったり、押しちゃいけない怖い時だってあります。でも前に進むためには押さなきゃならない。怖いけど勇気を振り絞って押さなきゃならない。でもそれだけよく考え悩んだ結論なら間違いないはずです。実印はそのくらい大きな人生の決断の瞬間に必要になります。だから実印の価値はあなたそのものなのです。つまり、宝石よりも価値があるんです。」
まとめ
この話を聞いてあなたはどっちに判断されたでしょうか?
- いや、確かにそうかもしれないけど・・・
- 確かにそうですね!頑張ります!
ちなみに私は家族ですから、親父の良い面も悪い面も知ってましたから当然上の、いやむしろ「そんなワケねーだろ」なんて思ってましたが・・・
実際お客様も大きく上のように反応が異なってましたね。
でも今になるとなんとなく分かります。
もしかすると勝手に自分の可能性を決めてしまっていると否定的で、無限の可能性を求めていると肯定的なのかもしれませんね。
だって今は肯定的に捉えていますから。
実印の価値は宝石よりも高い、つまりあなたの価値は宝石よりも高い。
あなたはどう思いますか?