専門店の一番の強みは、商品の種類の豊富さじゃないでしょうか。
分かりやすく言うと、量販店では売ってない商品が揃っている。
例えばコンビニに行けば日常的に使うモノはほぼほぼ揃っていますけど、ちょっと変わったのになるとそれ専門で揃っているお店に行きますよね?
すぐ使うボールペンならコンビニだけど、品質が高くて長く使いたいこだわったペンなら文具店やペン専門店・・・
その理由として、商品にはどこでもある程度「売れ筋」というのが存在します。
当然ですが、逆にほとんど動きのない商品もあります。
つまり量販店では売れ筋が揃っているけど、専門店は動きの少ない商品も揃っている。
ちなみに鈴印の場合は、一度でもご注文があった際には+1を在庫としてストックしています。
だから結構変わったはんこも置いてあったりします。
それはいつもこの言葉を聞きたいからなんです。
全てはこの言葉のために!
そんなワケで今回は、ちょっと変わったあまりメジャーではない、特殊な小さいサイズの印のご紹介。
一般的には訂正印と呼ばれる小さい印の、さらに小さいサイズ。
こちらのブログからのお問い合わせが非常に多く、ストックも売り切れ、また新たに制作できないサイズも出てしまいました。
そのため2017年3月4日に書いたブログですが、2018年8月3日に現時点で作ることができるサイズと素材をまとめなおしました。
※彫れるかどうかではなく、材料としてメーカーが作れる下限となります
極小の印も揃ってます
一番左がいわゆる三文判。
そして中央が標準的な柘植の訂正印。
最後に一番右が極小の柘植印。
「丸」とか「小判」とあるのか形ですね。「小判」とはあの大判小判のように楕円形をさします。
そして一番右の3ミリ丸といサイズが現時点で作れる最小サイズとなります。
それから強度がはるかに高い水牛でも作ることはできますが、その場合は最初サイズが異なります。
【柘植の最小サイズ】
丸=Φ3ミリ
小判=縦4ミリ
【黒水牛の最小サイズ】
丸=Φ5ミリ
小判=縦5ミリ
彫刻内容になりますが、書体はいずれも「古印体」一択とさせていただきます。
また5ミリ以上なら2文字、3ミリ〜4ミリの場合は1文字のみとなります。
極小印の使い道
これは大体2つに分かれますかね。
押すスペースが決まっている
つまり4ミリの枠の中にはみ出さないように押さないといけない。
くっきり押したい
小さい印はゴムでも作れるんですが、柔らかいために潰れて歪みが出ちゃうんですよ。
なので硬い素材で綺麗に、いわゆる工業系のお使い道ですね。
最後に
ちなみに最小とうたっている以上、上記より大きいサイズなら作ることは可能です。
またはんこ特有の外側の丸い枠?縁?を無くしても彫れますので、お使い道に合わせてご希望をおっしゃってください。
またお問合せの際は
- 素材:柘植or黒水牛
- サイズ:例)3ミリ
- 丸型 or 小判型
を明記の上、下記のリンクよりお問い合わせください。
柘植:(税別)2,200円
黒水牛:(税別)4,000円