vol.2から続きます。
個人的には鈴印新聞史上最高傑作の表紙にして、かつもうパロディは卒業でもいいかな?などと感じた大作♡
さすがにコレが印刷されて届いた日にゃ、発送して良いものが2〜3日悩みましたって。
だって鈴印のお客様はちゃんとした方が多いんですから。
鈴印新聞Vol.3表紙
ご覧いただけば分かりますように、特命係長只野仁のパロディです。
今見ても恥ずかしい♡
鈴印新聞vol.3_中面
チタンという最高の質感を 本物を知る貴方へ
印鑑のイメージを覆す、シンプルかつスタイリッシュな装いがチタンの魅力。
手に持つ重厚感のある印鑑の重みが、今から捺す契約書に
気合いのこもった鮮明な捺印を残します。
捺したあとの満足度は他の印材では比べものにならないでしょう。
また、すっきりとしたクールな質感は。持つ者の品格を漂わせ、
高いステータスを感じさせてくれます。
鈴印新聞vol.3_裏面
実印は我が子の未来へのメッセージ
また大切なお客様から熱いメッセージを頂きましたのでご紹介したいと思います。
その方は私とほぼ同世代のお客様。
普段から仲良くさせて頂いてますからね、改めてハンコについて話すことなんてモチロンありませんよ。
でも不思議ですね、鈴印の店頭ではなぜかハンコの話が中心になります。
そしてその方はこんなお話をしてくれました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私も成人の時に、親父からもらったものすごい実印をずっと使ってます。
「これからお前も成人だからな、今後はこの実印を大切に使え」
なんて言葉だけで渡されたんです。
正直いいますとね、その頃はまだハンコの価値なんて分からなかったですから、恥ずかしながら「実印なんてそんないいのいらね〜よ」なんて当時は思ってたんです。
でもここ最近、会社の社長になりまして、社長ですから、実印を押す機会もかなり増えました。
その時に出すんです、その実印を。
ものすごく立派な化粧箱から、ものすごいケースに入った実印を出す訳ですよ。
本当、ちょっとした儀式ですよね(笑)
でもね、その儀式を行っていると相手方の雰囲気が変わっていくのが分かるんです。
そしてその独特の緊張感の中に身を置くと、私も自然と身が引き締まる思いに包まれます。
そんなピリッとした雰囲気の中で押す訳なんですけどね、その時いつも思うんです。
「親父ありがとう!って。」
だって誇らしいんですもん、そんな立派な実印を押す事が。
誇らしいから自信を持って押せるんです。
多くは語りませんけどね、きっと私の今のシチュエーション、つまり私の未来を想定して作ってくれたんだと思うと、さすがだなって思います。
きっとこの実印に私へのメッセージが込められているように思うんです。
ま、照れくさいんで改めて確認もしませんけどね(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
男の親子なんて、どちらもそんな感じかもしれませんよね。
でも心の中の想いはどなたも一緒なんでしょう。
ここぞという場面で恥ずかしい思いはさせたくない!
そのために様々なメッセージを込めて未来のわが子にむけて、実印というカタチを贈られるんでしょうね。
いやはやいつの世も親は偉大です!
そしてこれは後日談がありまして、機会があってその実印を見せて頂くと
その化粧箱には「鈴木印舗」の文字が・・・
そうなんです。
その方がお父様に渡された実印は、私の親父が彫った物だったそうです。
『実印は親から子への贈り物』
ここにも親父のその言葉が生きておりました。
編集後記
鈴印新聞をご覧のみなさま毎度ありがとうございます。
今後は春夏秋冬にはお届けできるよう目標を立てつつ、まずは春号!
鈴印新聞第2弾からご覧頂いた方は、あれ?文章量がだいぶ減った?なんて思われたかもしれません。
密かに鈴印新聞には毎回隠れたテーマがございまして、第1弾はスタッフのご紹介、第2弾はハンコにまつわるあれこれ小話のご紹介でした。
そして今回はプロカメラマンによる鈴印の新作「チタン」をイメージした写真のご紹介。
実は第2弾からの鈴印新聞はa.k.art-works代表の饗庭克彦カメラマンに編集をお願い致しております。
※饗庭プロはあの日光アイスバックスさんや二期倶楽部さん等の専属カメラマンさんです。
せっかく超一流のカメラマンとのコラボですからね、そんな訳で第3弾は「プロの写真」を楽しんで下さい。
表紙も凄いテクニックの無駄遣い(笑)
プロならではのこだわりが随所に垣間見る事が出来ると思います。
そして文章量が物足りないみなさま、ご安心ください!
右のQRコードを携帯で撮って頂きますと、私鈴木延之が書いた編集後記のつづきがご覧頂けます。
こちらは他には一切ご紹介しておりませんので、鈴印新聞をご覧頂いたみなさまのみの特典となります。
それに!相変わらず毎日ブログを更新しておりますので、それでも物足りない方は毎日そちらをお楽しみ下さい。
鈴印新聞vol.4に続く