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子供とスノーボードを滑るという夢は叶ったのか?

  1. 社長ブログ

ワタクシには小さいながらも大きな夢がいくつかあります。
その1つが子供と一緒にスノボーに行くこと。
正確には別に1人でも構わないんですけど、子供も巻き込んじゃった方が色々とやりやすいし、むしろ楽しいんじゃね?って感じ♡

でもその夢は小さい子供たちがいる場合、何かを犠牲にしないと達成できません。
ただですね、どう考えても長男は滑れるはずなんです。
ところが次男三男とまだ小さい子が一緒ですと、どうしてもそっちを優先せざるを得ない。
そんなこんなでいろんな人にアドバイスをいただきながら我が家流にアレンジし、ようやくその機会を設けることに成功しました。

子供と一緒にスノボに行くためのプラン

ソリもおぼつかない次男と三男が一緒の場合、どうしても長男には三男を見てもらわないといけなくなります。
そのためここは心を鬼にして、以下のプランを立てました。

  1. 下二人は置いていく
  2. 午前中にスクールに入ってもらい、基礎(一番大変な立ち上がる)を習得
  3. 立ち上がれれば、あとはワタクシが教える
  4. なんとか一日でマスターしてもらう
  5. 次からは奥様も巻き込み、滑り部隊とキッズコーナーグループに別れて行動ができる

先々のこと、そして二月という時期を考えると残された時間は短いです。
そのためにまずは心を鬼にして、下2人を置いていく作戦。
残念がるかと思いきや「スキー場行くの?じゃあ〇〇電機行く」とおもちゃ優先の次男♡

予約を完璧に済ませ、いつも程度の混雑を想定して出発すると、まさかの連休中日で異常なほどの大混雑。
到着はスクールスタートの5分前。
すでに予定のグループは集合場所に集まっているため、時すでに遅し。
でもありがたいことに、っていうか同じように遅れる人続出だったらしく、急遽遅れた第2グループを作ってくれ無事スタート。
慣れてますね♡

人に教わるのがあまり好きではない長男を無理やり預け、密かに考えていた隙間時間での裏プランを決行。

隙間時間は自分の時間♡

思い返せば、多分9〜10年ぶりではないでしょうか?スキー場に板を持って行ったのは。
これまで毎シーズン何度も足を運んでも、見るのはいつも下からの景色のみ。
ゲレンデを横目にいつも向かうはキッズパーク。
さすがにそれだけ時間が空くと、滑れるような気がしないんですね。
予定では午後から長男と一緒に滑る予定でしたから、自分もウォーミングアップが必要♡

さてと「持参した板を抱えてリフトにでも行くか!」
まずはリフト券ですが、あれだけ足繁く通ったスキー場なのに売り場を知らない。
スタッフの人にたずね向かった先は、驚くほどの長蛇の列。
ヤバい!時間なくなっちゃうよ、、、汗
仕方なくワタクシが取った行動は・・・駐車場の階段を登って滑ろう。
それなら待ち時間はないですし、何より無料です。

外気温は−4℃と恐ろしく寒いにも関わらず、焦って登ったせいかウエアの中は汗でびっしょり。
でもいいんです。久々に滑れるから。
すっかり忘れちゃったブーツの紐しめに悪戦苦闘し、何度かやり直してようやく完了。
リシューコードをひっかけ、左足のバインディングを止め、ガリ、ガリ、ガリ・・・

パキッ!

取れる♡

長男は滑れるようになったのか?

10年の月日は残酷でした。
一番負荷のかかるバインディング左足爪先部分は、経年劣化で切れました。
どう考えても、もう間に合いません。
ワタクシの時間は終わりました♡

雪に置いただけの板を車に戻し、長男の練習を見に戻る。
この日はかなり吹雪いており、麓でもホワイトアウト状態。
しかも混雑しているため、どこで滑っているか分からず。
もうね、ただの雪山登山ですよ。

ようやく発見し遠くから眺めていると、明らかにやる気ない時の佇まいw
しばらく見ていると、素直に人の言うことを聞いて滑れるようになっている他の子たちと比べて、言うこと聞かずの不貞腐れ状態。
密かに親的にそれがイヤだったんで、スクールに預けたんですけど♡
プロは凄いです。
そんな長男にも親身になって教えてくれ、最初は思うように立てなかったのに、見る見る姿勢がよくなっていきます。
その辺りから体から発するオーラが変わってきました。
レッスン1時間半の最後の頃には、おぼつかないながらもエッジを効かせて止まれるようになりました。

そこまで行ってくれれば、あとはワタクシでもどうにでもなります。
混雑が凄すぎて椅子に座れず、空いてる予備のサイドテールブルに腰掛けて昼食を済ませ、午後がスタート。
レッスンで自信をつけたのか、もうその頃には目をキラキラさせてるんですよ。
ワタクシの持論として、基本の木の葉滑りをずっと続けてるから飽きちゃうんで、さっさとターンを教えちゃえばあとは勝手にできるようになるってのがあります。
今回もそれに従い、まずはまっすぐからのかかとエッジの左ターン。
彼はそれも数回滑ってマスターしちゃったので、次につま先エッジの右ターン。
子供の吸収は恐ろしく早いです。
理屈じゃなくて、感覚でガンガン掴んで行っちゃうんですよね。
気がつけば・・・

得意のブレイブボードを操るが如く、開始から3時間でほぼマスター。
いやはや恐れ入りました。

最後に

最後の頃には全身から自信がみなぎってましたよ。
結局トータル6時間。
最後にはお互いに足がガクガクになるまで、楽しい時間を過ごしました。

最近の休日は、長男としての役割を担ってもらう機会が多かったです。
久々に2人きりで目一杯遊んだ1日、まだ小さかった頃に2人だけで出かけていた日々を思い出します。
なんか彼も子供に戻ってめっちゃ楽しそうに遊んでいる姿に、親としてはなんとも言えない充実感。
大勢も楽しいけど、たまにはこんなサシもいいですね。

ちなみにスノボーブーツで6時間の登山下山を繰り返しただけのワタクシは、自宅に帰ってから起きていたのに記憶が全くありませんでした♡

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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