休みたくても休めない、そんなお店のオーナーさんもたくさんいらっしゃることと思います。
実際にお店を運営していると思うのが、とは言えお店で行っている対策をどう伝えたらいいのか?が結構難しい。
HPがあれば掲載する方法もありますけど、全てのお店に来る方が見てくれるとは限らない。
なので1枚のポスターを印刷するだけで済めば、本当ありがたいと思うのです。
2020年4月20日に公開したブログですが、諸事情によりデータがダウンロードできなくなっていました。改めてダウンロード先変更に伴い、2022年11月23日に再度公開しました。
無料で使える宇都宮の縁起物「きぶな」のポスターができました
もちろん、作ったのは私ではなく、友人のカメラマンです♡
それも宇都宮の人には馴染み深い縁起物、きぶなが一緒にデザインされています。
ちなみにきぶなとは
昔,宇都宮のある村に,天然痘(てんねんとう)というとてもこわい病気(びょうき)が大流行(だいりゅうこう)しました。
村人は,神様(かみさま)に「病気が治(なお)りますように」と一生けん命お祈(いの)りをしました。ある日,村人の一人が,病気の人に食べてもらおうと,田川で魚釣りをしたところ,鯉(こい)のように大きくて,黄色い色をした不思議な鮒(ふな)をつり上げました。
病人がその鮒(ふな)を食べたところ,病気はあとかたもなく治(なお)り,再びその病気にかかることもありませんでした。後に村人たちは,このことを神様のおかげと感謝(かんしゃ)して,病気よけとしてこの黄ぶなの形をした物を毎年新年に神に供(そな)えるようになったそうです。
張(は)り子の黄ぶなは,宇都宮市の郷土玩具(きょうどがんぐ)として,今でも地元の人たちに親しまれています。
簡単にまとめると「昔天然痘が流行ったときに黄色いフナが田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した」という伝説です。
現在は張り子を作って正月に軒下に吊るしたり神棚に備えたり、バスにも描かれたりする、宇都宮市民なら誰もが見覚えばある縁起物のシンボルでもあります。
店舗等で励行されている「マスク」「手洗い」「アルコール消毒」を一緒に掲載し、お店のメッセージを届けることができます。
きぶなは著作権フリーです
きぶなは元々、宇都宮市新町の農家の副業として多くの人が制作していたそうですが、その後浅川仁太郎さん(1906年1月30日生)と次男の浅川俊夫さん(1945年12月25日生)の2人だけが技術を継承しました。
現在は、ふくべ洞の小川昌信さんが技術を継承されています。
実は小川さんは私の親父の仲の良い友人で、私もこれまでいろいろとお世話になっていますし、一緒に飲む機会もありました。
コロナ関連でアマビエにスポットが当たった際にきぶなを思い出し、ふくべ洞さんにお邪魔して確認したところ「私が考えたものじゃなく、ただ継承しているだけだから、悪いことじゃなければ好きに使っていいよ。ぜひきぶなを広めてください。」とのお言葉をいただいています。
そのため鈴印でも今ゴム印作ってます。
最後に
多くのみなさんが不安な日々を過ごしていると思います。
でもこのポスターにも強いメッセージが記されています。
ともに乗り越えよう
以下からダウンロードできますので、ご自由にお使いください。
また印刷する設備がない方などは、鈴印でも印刷しますのでお気軽に。