会社の印は、個人の印と比べると捺す回数が多いですね。
契約をする数が多いですから。
だから2〜3本で使い分ける場合から、それこそ10本以上をご用意される法人様も多いんです。
会社がたくさんあると、それぞれに捺す必要に迫られて、社長がいないと・・・ってなことになりがち。
先日お客様に尋ねられて、自分でいい事言うなって思ったので♡ブログに書いてみます。
会社の認印は、実印や銀行印を捺さないためのもの
数は最短にしてますけど、会社の印のイメージはこの4本。
実印=法務局に届け出ている印章
銀行印=銀行に届け出ている印章
角印=実印と銀行印の必要がない印章
認印=実印と銀行印以外の丸印を求められた際の印章
そして上の4種類は、大きく2つに分けることができます。
登録している印章:実印・銀行印
登録していない印章:角印・認印
大前提として、私たちは登録印はできるだけ捺さないでとお伝えしています。
会社の財産を守る実印や銀行印ですから、印影を多く出回らさないためにですね。
そのために会社の場合は角印があるわけなんですが、場合によっては「丸印を捺してください」って言われる場合も多いんですよね。
そんな時に便利なのが、丸の認印ってワケなんです。
つまり実印などの登録印を捺したくない時に使うのが、認印。
まあこれは個人・法人に関わらず、印を捺すときの基本になりますね。
実印かどうかを判別するポイント
この問題をさらにややこしくしているのが、印を捺してもらう人が、印を理解していないこと。
「実印が必要なのか?認印でもいいのか?角印じゃダメなのか?」
ここがよく分かってないんで「とりあえず実印を」ってパターンです。
そんな時はこんな風に確認してみてください。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”http://suzuin.co.jp/blog/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png” user_name=””]印鑑証明書を取ってくる必要がありますか?[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”http://suzuin.co.jp/blog/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png” user_name=””]いやー、そこまでは必要ないと思うんですよね。[/speech_balloon_right1]
この時点で認印でほぼ問題ないかと思います。
私は仕事柄「そこが分からないんじゃ捺せない」ってスタンスを取っていますが、これまで100%実印が必要だった試しがないですから。
ただし会社の取り決めで、本当に丸印じゃないとダメってところもあるので、やはり角印の他に丸印も持っておいた方が、話は早いですね。
最後に
まだまだ本当、今回のような事例は多いんですよ。
仕事は刻一刻を争いますからね。
全て実印を持っている社長がいないと進まないってワケじゃない。
担当者レベルで済む話なら、そこで完結できる方がいいですからね。
備えあれば憂いなし。
もし今回のような事例で困っている場合は、1本認印を別にご用意しておくのも1つかもしれません。