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法人向け印章具の特大象牙が揃いました

  1. 印鑑の用途(実印など)
  2. 75 view

欠品になっていた法人向け特大印章具ケースの、肉池蓋をセル蓋に変更し、全て揃いました。
そのため、改めて商品の特徴と違いをご紹介しておきたいと思います。

75㎜丈の天丸という迫力

まずは実物のサイズ比較からご覧ください。
左が法人印の通常サイズ60㎜丈×18㎜丸です。
印章の中では特に大きいサイズなのに、今回の75㎜×21㎜丸と比べると小振りに見えます。

12㎜の認印と比べるとさらに際立ちます。

しかも天丸と呼ばれる、中央にくびれのある形状。
このなだらかな曲面は全て、職人さんの手作業による削り出しです。
象牙の質感と相まって、見た目も触感も他の追随を許しません。
まさに圧巻です。

長さがあるメリットはそれだけにとどまりません。
それは圧倒的な捺しやすさ。

重量感もさることながら、テコの原理で長くて力が入りやすいんです。
もう捺し間違える気すら起きないほど、安定しな捺印を可能とします。

そして一番大きな特徴は、圧倒的な存在感です。
大きな企業様の場合、会社に招いて契約される場合が多いですが、その時の存在感は他の追随を許しません。
印章は権威の象徴でもありますから、その場を掌握する力を表現できます。
そのような理由から、店頭において愛好家が多いのがこちらの象牙印なんです。
法人を複数所有する社長様は、その序列に応じて長さや印面などのサイズを変え、区別しているようです。

また所有される方のお声を頂戴すると「あれ本当に捺しやすいよね」と何度も口にされます。
それだけ他とは違う感覚を味わわれている証明ですね。

 

印面は3サイズ

印面サイズは3段階ご用意しました。
まずは全体のサイズ感をご覧ください。

長さが75㎜と長いですから安定感を考え、一般的な18㎜を基準に2まわり大きいサイズ(18・19.5・21㎜)のラインナップ。
18㎜までしか規格にないため、先代の頃から特別なお客さまのためにオーダーしています。

こちらも長さ同様、法人の規模と考え、序列に応じて管理されているようです。

象牙の品質は極上

象牙の品質は想像以上に幅があります。
その中でも現在入手できる新品としては、最高峰。
日本で唯一全て手作業で取り出す職人さんが、一番良い象牙の一番良い箇所を見極めた一品。
つまりこれ以上は存在しません。

手でとる工程の詳しくは、こちらをご覧ください

 

また法人印でよく見かける中央のくびれや、鞘も1つ1つ手作業です。
いわゆる削り出し加工によって、この独特の形状を作り上げています。
ちなみに鈴印では、鞘の形状やサイズ感はスーツのパンツのように、細かく指定して作っていただいています。

 

ケースはKF製

それだけの印材を入れるケースも、もちろん特別なものになっています。

テレビ番組「和風総本家」でも特集された、こちらも日本で唯一の印章ケースを作るKFケース。
KFケースの詳細は以下をご覧ください。

印材の形状は3タイプ

左から、寸胴・寸胴鞘付・天丸鞘付となります。

寸胴

装飾が一切ない、シンプルに象牙の魅力を伝えてくれるのが寸胴。

他の材料では感じることのできない、象牙特有のしっとりと手に吸い付くような滑らかな手触りは、極上ならでは。
とろけるような見た目の美しさはまさに絶品。
使うほどに朱肉の油を綺麗に吸い上げ、その経年変化の美しさも極上象牙の魅力の1つになっています。

長く大切に使いたい。
そんな気にさせてくれる印材です。

法人象牙(極上)寸胴実印75㎜丈

鞘付

寸胴に鞘(さや)と呼ばれるキャップがついた印材が鞘付。
鞘(キャップ)が付いていて、メリットは多数。

  • 印面の枠の破損を防ぐ
  • 高級感のアップ
  • 火災から印面を守る

簡単に想像できるのが、落下の際の印面の保護です。
印章で一番弱いのは、一番肝心でもある印面の枠です。
そこをキャップで保護していますから、万が一落としてしまっても守ってくれます。

鞘はもちろん象牙で、しかも共鞘(ともざや)と呼ばれる印材と同じ素材でご用意。
ひとまわり大きな材料をその1本に合わせて削り出していきますから、ある意味贅沢品でもあります。
当然重量もその分重くなりますし、また見た目もかなりの高級感が感じ取れます。

象牙はカルシウム、つまり歯と同じ成分ですから燃えません。
昔、残念ながら火災によって耐火金庫まで燃えてしまった企業様が使われていたのが鞘付きの実印でした。
その辺りを掘り起こしてみると、持ち手部分は黒ずんでいるものの、鞘を外すと印面は全く問題なく保護されていて、その後の契約等がスムーズに進んだのは今でも伝説となっているお話です。

鞘は、普段なくても不自由を感じるものではありませんが、万が一の際にはあたなの大切な印章を圧倒的に守ってくれます。

法人象牙(極上)寸胴鞘付き実印75㎜丈

天丸

法人印といえばこの形、と思われる方も多いのではないでしょうか。
天丸と呼ばれる、職人さんが1つ1つ削り出し、中央にくびれを作っています。

またこの形の中にも、鈴印のこだわりが満載。
野球のバットのように印材の曲線もオーダーすることができ、創業より大切にしてきたのは滑らかさ。
丸すぎるとだらしなく感じ、また張りすぎると捺印の際にあたりを感じてしまいます。
そのため絶妙に滑らかな曲線になるように発注。
曲線の比率が印材の長さによって変わり、大きいほどダイナミックな印象になっています。
惚れ惚れするとはまさにこの天丸材。

また鞘も上の鞘付同様、共鞘となっています。
鈴印のこだわりは、一切の装飾がない点。
切り込みを入れることも可能ですが、できる限り素材の魅力だけで勝負したいため、あえて無地のままでお願いしています。
印材に滑り込むかのような滑らかな形と手触りは、出し入れするたびにあなたの所有欲を満たしてくれることでしょう。

法人象牙(極上)天丸実印75㎜丈

最後に

このように全てにおいて規格外の印章になります。
これまでHPに掲載してこなかったのも訳があります。
なぜなら必ず安定供給できるわけではないからです。

あまりの高品質かつ大きな印材になりますので、確実にいつでも入手できるかというとなかなか難しいのが現状です。
そのためもし売り切れたしまった場合には、ある程度のお時間をいただくようになってしまうこと、あらかじめご了承ください。

とはいえ、やはりこれだけの商品は店頭だけでなく、多くの方に知っていただきたい思いから公開させていただきました。
この迫力は本当にすごいです。
そしてすごい法人様で今なお使われています。

印章と法人様の規模のバランスでお悩みの方にはぜひお使いいただきたい商品です。
あなた様の法人がさらに圧倒的に光輝くはずです。

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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