■太政官布告って覚えてます?昔、授業で習いましたよね?
なんだったっけ?
って方の為に
まずはWikipediaで調べてみましょう!
太政官布告(だじょうかんふこく)・太政官達(だじょうかんたっし)とはともに太政官によって公布された明治時代初期の法令の形式である。
なんの事やらさっぱりワカリマセンね?
これが一番分かりやすいですかね?
明治6年10月1日、太政官布告により印鑑登録制度が定められました。
以来、実印認印等の印章は日本社会において重要な役割を担い今日に至っています。
私達は、この日を記念し10月1日を印章の日と定めました。
ちょっと話がそれちゃったみたい?
それではもうちょい分かりやすくご説明しましょう!
江戸時代まで日本人は、一部の上流階級の方達しか「お名字」を持っておりませんでした。
そしてその一部の上流階級の方達しか印鑑を使う事も許されておりませんでした。
それがこの「太政官布告」により、一般の人達も姓を持ち、それを名乗る事を許され
そしてご自身の姓名の彫刻された「実印」を持つ事を許されたのです。
その時の感動たるや、それはそれは想像を絶する喜びだった事は想像に難くないですよね?
我々のご先祖様がご苦労の末にようやく手にした歴史があっての我々の「氏名」です。
今でこそ当たり前になっております「姓名」ですが、そんな歴史を紐解いてみると改めてご自身に姓名がある価値を再確認できるのかもしれません。
なぜ実印はフルネームなのか?
そのルーツは間違いなくそこにあるのですから。