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実印はわが子への贈り物 〜お孫さんへの贈り物編〜

2013.07.06
親から子への贈り物

気温も上がり、ますます体調もよくなる夏男 鈴木延之です☆

さてさて連日に渡りお送りして参りましたこちらのテーマ

「実印はわが子への贈り物」

ですが、

実はおじいちゃんやおばあちゃんからお孫さんに贈られるパターンもとっても多いんです。

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こんな風に表にして書きましたが

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実際お子さんが産まれる頃って、ご結婚やら新築やらで、ご両親にお金に余裕がない事も多いですよね。

それを既にご経験なさってるおじいちゃんやおばあちゃんが

「よし!めでたいからじいちゃんがこの子に銀行印を作ってやろう!」
ってプレゼントされる場合も非常に多いんです。

お孫さんの誕生を心から喜んで、何か買ってあげたい。
でもせっかくだから親がなかなか買えないハンコを買ってあげよう!
だって一番大切な物だから・・・

なんて考えられてプレゼントなさるんです。

こういったお客様とお話をすると、ご出産って本当ご家族挙げてのお祝いなんだなと思わずにはいられません。

それからですね、おじいちゃん・おばあちゃんが内緒で

お孫さんの銀行印を作って、それでお孫さんの口座を作ってあげて、その中にご祝儀を入れてお母さんにいきなりプレゼント

なんて粋な方々も多かったですよね。

※現在はご本人確認ができないと祖父母様でも口座開設はできない場合が多いので予めご注意下さい。

またこんなお客様もいらっしゃいます。

おじいちゃん、おばあちゃん、ご両親、産まれたばかりのお子様とご家族全員でご来店頂いて

おじいちゃんが「俺から今度産まれたこの子に実印プレゼントしてやるんだ!」

なんて方も多いんですよ。

「産まれたばかりの赤ちゃんに実印は早くないんですか?」なんてお尋ねすると

「この子はいずれは俺の位牌持ちだ!俺だっていつまで生きられるか分からないからさ、ぴんぴんしてる今の内に作ってあげるんだよ。だってさ、この実印が俺の形見にもなる訳だからね。」

そんな想いになんかジーンときちゃうんですよね。

そんなお客様に私も育てて頂いてると言っても過言ではございません。

ただひたすら誰よりも上手にハンコを彫れるようになる事が目的だった職人時代から、お客様や親父に鍛えられ、ハンコにまつわる物語を今度は私がお客様に伝える事が目的に変わりました。

あるお客様がおっしゃってました。

「俺は親父にね、実印は命と引き換えに押せって言われたよ。だからね、鈴木さんに作りに来たんだ」

そんな想いに応えたい。

そして伝えたい。

だから今度は教えて下さい。
そんなあなたの実印にまつわる物語を。
それをみなさまにご紹介するのも私の使命ですから。

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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