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習字と次男♡

ほぼ日記♡

思い返せばワタクシ、書を習っていました。
具体的には小学生の頃は毎週。

それ以来全く筆を取ることもなく、再開したのは印の修行時代。
印の上達と書は連動するようで、毎日書いていましたね。
書体は楷書から始まり、行書、草書、隷書、篆書と全書体。
5年間書き続けて、結果全ての初代で有段者となることができました。

・・・のも遠い思い出。
仕事柄小筆は使いますが、大筆に触れることはほとんどなく、また空き時間10年。
で、色々と出会いがあって長男と一緒に、改めて書を習うことになったんですね。

[clink url=”https://blog.suzuin.co.jp/20567.html”]

ところが半分趣味で開催されている書道教室だったので、コロナを機に閉鎖。
ワタクシ的には「貴重な日曜日に行かなくて済む」なんて、子供と同じ発想で一気に親子でフェードアウトしてしまいました。

一方で、次男は密かに別の教室でお世話になっていました。
親からの目では、どちらかというと芸術家肌の彼。
予想通り、すごく力強い字を書いています。

そして気がつけば私も先生とご縁もでき、先日鈴印にご来店いただく運びとなりました。

先生との会話

書と印は親和性が高いですから、話が弾まないはずがございません。

その中でも嬉しかったのは、鈴印の店頭に飾ってあるサイン。
今では鈴印のロゴマークにもなっている、親父の手書きの文字。

「10年以上前に『印』って書いてあるお店がとても気になって、いつか入ってみたいなーと思ったことを思い出します」

書を嗜んでいる方には、この字が読めます。
小篆で「印」と書かれていることで、読める自分だけに送られるメッセージとおっしゃる方もいました。
こういった感性はワタクシにはなく、親父の凄さを感じる機会でもあります。

また書家ならではの視点で鈴印店内の額装などをご覧いただき、プロならではの審美眼の高さに驚かされもしました。

額装の詳しくは以下に書いてますので、よろしければ。

[clink url=”https://blog.suzuin.co.jp/3091.html”]

習字と次男

その日の夕方、ちょうど次男の習字教室だったようです。

昼間の会話の流れだったのでしょうか?
この日の課題は「印」だったそうです。
手本を書いていただき、本人に見せて第一声。

習ってねーよ!

口が悪いのは、ママ似です・・・多分♡

終始穏やかな先生は、そんな態度も楽しんでくれています。
懲りずに優しくご指導。

書き順こうだよ

と教えてくれるも・・・

自由にさせてくれよ!!!俺の人生なんだから!!

多分ママ似です♡

最後に

そんなこんなで次男は毎回、こんな言葉を書き残して帰るそうです。

今日でしゅうじは引たいします

多分ママ似です♡

 

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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