ここ最近はセキュリティについて色々騒がれる機会が増えて参りました。
そしてセキュリティとは切っても切れないのがこちら
IDとパスワード
現在ではこれが一番簡単な本人認証方法ですからね。
ご自身のお名前を表すのがユーザー名やIDで、それを証明するのがパスワード。
ん?これって何かと似てますよね?
そうです!
署名・捺印
ご自身のお名前を表すのが署名で、それを証明するのが印鑑なワケです!
つまりユーザー名が署名で、パスワードが印鑑なんです。
名前は誰でも分かるけど、パスワードはご本人にしか分からない。
つまり、印鑑はパスワードになってるのです。
さてさて、そう考えますと色々見えてきますね?
みなさん、どうですか?
パスワードっていくつかに分けてますよね?
例えば家族で共用してる自転車の鍵なら
誰でも分かりやすい簡単な番号に
でも逆に誰にも乗られたくないなら、誰にも分からない番号にしますよね?
パソコンやスマホでもそうしてませんか?
誰に見られても構わなければロックすらかけませんけど、見られると困るファイルとかには誰にも分からない難しいパスワードかけて厳重に管理しますよね?
ではそれを印鑑に置き換えてみますと
例えば100円の三文判を認印に使っているならまだしも、銀行印や実印に使っているとなると・・・
超危険!
だってどこでも売ってる三文判は、どこで買っても同じですからね。
パスワード:1111と同じ。
では機械彫りの印鑑は?
PC文字フォントを使っておりますから、ほぼ同じものが手に入りやすいです。
そんなセキュリティの理由から、銀行印の印影は以前は通帳に添付されておりましたが
現在はなくなりました。
実印はそれこそ最も重要な印鑑になりますからね。
登録も厳重になっております。
ただし役所も銀行も共通して言えるのは
本人であるコトを証明する物であって、保護する物ではないってコトです!
つまりそれらの責任は登録されたご本人にあるってコトなんです。
パソコンのセキュリティが破られても、MicrosoftやAppleが守ってくれないのと同じ理由です。
つまりパソコンもスマホも自転車も、銀行の口座も家や土地の権利も
全てご自身の責任になっているんです!
ま、当たり前といえば当たり前なんですけどね。
ですから実印や銀行印は、より破られにくい手彫りの印鑑がより安心なんです!
これって全てに共通すると思うんですけど、普段はあまり感じられない部分なんですよね。
でもそういったリスクって絶対ないとは言えません。
逆に犯罪を犯す立場に立つなら、同じ条件なら破りやすいセキュリティの方を選びますからね!
結局なんかトラブルがあった時には誰もが責任を逃れようとします。
極論を言えばパスワードも印鑑も、いざという時にご本人の責任が問われるようなシステムになっているのです。
だからセキュリティはご自身でしっかり管理しましょう!
ワタクシはそんなコトをこのニュースを見て思いました。
WindowsXPサポート終了
もうね、みんなセキュリティちゃんとしましょ!
他の人に迷惑が掛かりますからね〜