地味なんだけど外せない。
当たり前すぎて気づきもしない。
本当に良い道具って、そういうモノかもしれません。
今回はもう先にはっきり言っちゃいます!
これは本当めちゃくちゃ使いやすいです!!!
ソールドアウトになりながらご要望多数でデッドストック同様あちこちを探し、都度少しづつ補充してきました。
それもいよいよ最後。
2014年5月14日に公開したブログですが、いよいよ残り最後の1点となってしまいましたので、2023年7月1日にリライトしました。
細かい作業が驚く程楽しくなるピンセット
あまりに身近過ぎて全く気づかなかったんです。
小さい頃からずっと使ってますから。
ところが先日こんな話があり、初めてその価値に気付かされました。
実は妹が靴職人をやってまして、同じ職人仲間にこんな事を聞かれたそうです。
って貸したのが、このピンセットでした。
おかげさまで1本売れました。
このピンセットの1番の魅力は、まるで指先の延長のように細かい部分が自在に摘めること。
私自身かなり不器用ですから、基本的に細かい作業は苦手、っていうかやりたくない。
だけどコレを使うとまるで器用になったかのような錯覚を起こすほど使いやすい。
そうなんです!
苦手だった細かい作業が、コレ1つで逆に楽しくなっちゃうんです。
ピンセットの使い道
ではでは私は一体何に使っているのか?
仕事柄残念ながら細かい作業が多いんでかなり使い回してますが、ざっと思いつくままにご紹介します。
両面テープ剥がし
不器用な私はこういう細かい作業がとっても苦手。
道具がなければ爪で引っ掛けて剥がしますよね?
この時ばかりは、ネイルをしている女性の気持ちがよくわかります。
つまめない♡
でもこのピンセットを使えば、確実につまめます。
簡単!
普段苦手だからこそ、超楽しい。
シールの剥がしと位置決め
不器用な人間は、シールを剥がして貼るのも苦手。
まずはシートからシールを剥がしますよね?
指先でトライすると、あっという間にぐちゃぐちゃ。
でもこのピンセットがあればスマートに剥がせます。
そして次なる更なる難関が待ち構えます。
貼る。
シールが指で隠れるから、狙いを定めるのが難しい。
見えないから曲がりやすいし、粘着部分に手油が付いて粘着力も落ちちゃう。
それがこのピンセットを使うだけで・・・
魔法のように向こうが見える。
位置が定まり、まっすぐに調整できるし、粘着も落ちない。
ピンセットを使った裏技♡
ものすごくピンポイントでつまめ、しかも力がいらないピンセットなのでこんな使い方もできます。
毛抜き♡
もしかすると平たい通常の毛抜きより、ピンポイントでつまめるから、はるかに使いやすいかも。
ピンセットの正体は手彫りゴム印用
そもそもなんで印章専門店でピンセットを扱っているのか?
実はこちら、ゴム印の手彫り用ピンセットなんです。
ゴム印の手彫り作業は、左手でゴムをつまんで引っ張り、右手のカッターで切り出しますが、柔らかいゴムなのでグニャグニャと逃げます。
だから正確に強くつまめるピンセットじゃないと、ゴムに弾かれちゃうんですね。
とまあ偉そうに書きましたけど、私はゴム印の手彫りはできません。
だから小さい頃からお店にあって当たり前のように使っていても、何の道具かはこの世界に入ってからも知りませんでした。
そして正体を知ったのは、はんこ職人をやっていた時、ワタクシの部屋に来た先輩の言葉でした。
高いけどめっちゃ使いやすいから俺も使ってんのよ。
その道のプロ達に愛用されていた逸品だったんです。
ちなみに先日は、料理人の方が魚の骨取りにお求めいただきました。
最後に
プロ御用達の道具ですから、耐久性も抜群。
母もかれこれ50年程使ってるそうですが、未だに新品と同じ様に使えています。
残念ながら手彫りゴム印の職人さん減少のため、もう製造されていません。
決してお安い商品ではありませんが、作業効率の大幅アップと上手くいかないストレスが解消され、もはや一生モノ。
ホントこの感触を一度味わったら、もう他のピンセットは使えません。
プロが使う本物の道具に一度触れてみませんか?
我が家でも細かい作業の時は取り合いです。
ピンセット
6,400(税別)
残り1本。