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契約の席に最適なデスクマットはこれで決まり!

  1. 印鑑アクセサリ
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デスクマットって、気持ちが昂るアイテムの1つではありませんか?

私自身以前はそれほどこだわりがなく、透明のビニールのものを使用していました。
ところがある日、使い古し変色したマットが嫌になり捨ててから、世界観が変わりました。
まさかデスクマットを変えるだけで、仕事に向かう気持ちがここまで大きく変わるとは。
興味が湧くと情報は勝手に集まってきます。
結果、既製品を買ってみたり、ハンドメイドのものをオーダーしたりとそれぞれの良さを体験することができました。

そしてこの度「署名捺印ドレスコード」の企画を立ち上げ、アイテムを探す中でさらに良いものに出会うことができました。
やはり専用設計されたステーショナリーブランドが作り上げた商品は別格でした。

署名捺印には、銀座伊東屋リサイクルレザーデスクマットが最適

契約の場面では、見た目が良いだけでなく、使い勝手も大切にしたいものです。
直接お客様の手に触れ、使っていただくものだから。
署名の際に柔らかすぎてペンが止まったり固すぎて滑ったり、捺印に関してはさらに大きな影響を受けるため、専用の捺印マットがあるほどです。
署名捺印ドレスコードでは、まずは1枚で契約書が完結するデスクマットを理想としました。
販売前に実際に数ヶ月使用してみましたが、率直な感想は「完璧」でした。

こちらのデスクマットは通常の革より硬いのが特徴ですが、それによって文字を書く際にも、また捺印をする際にも最適なんです。
詳しいレビューは後述しますね。

リサイクルレザーとは

ネーミングで気になった方もいますでしょうか?「リサイクルレザー」。

事前に銀座伊東屋さんの担当の方と直接お会いし、商品について詳しく内容を伺いました。
そもそもリサイクルレザーとは「皮革製品を製造する際に出る革の端材を繊維状に粉砕し、ラテックス樹脂と混ぜ合わせて固めてシート状にしたもの」とのこと。
価格は私の知る限りで、同じくらいのサイズの天然皮革デスクマットと比べて、1/10ほどです。

実際に伊東屋さんではデスクマットに関して、以下のように記載されています。

ステッチや刻印などの装飾をなくしたフラットな面と程よい厚みに設計されたシンプルなデスクマットです。
表面の質感から裏面の加工に至るまで伊東屋がドイツの老舗メーカー「サラマンダー社」に特別にオーダーしたリサイクルレザーを使用しております。
皮革の風合いの残る、細かなエンボスの入った均一な面が美しく、パソコンのモニターやキーボードを置くスペースを考慮し、奥行きを短く設計したサイズは、さまざまなワークスペースに調和し、筆記やパソコン作業などのデスクワークを快適にサポートしてくれます。

おそらく個人使用を想定されたと思われますが、デスク用に専用設計されたマットは、契約の場面にも想像以上に最適でした。

リサイクルデスクマットの使用感

次に使用感を詳しく書いて聞きたいと思います。

香り

封筒から出して最初の頃、わずかに接着剤の溶剤のような香りが感じられます。
とはいえ決して嫌な匂いではなく、しかもすぐに消えてしまいました。
私的には製造工程に想いを馳せる楽しい時間でもありました。

触覚

天然皮革と比べると圧倒的に硬く、逆にデスクマットとしては安心感があります。
過去の経験ではデスクマットには天然皮革よりも人工皮革の方が使いやすいと感じています。
天然比較でも上質なものは思いのほか柔らかく、間に芯材を入れないとペンを走らせた際に凹んだりします。

一方で完全な人工皮革では、革が発する所有欲を満たす感覚がなかなか感じられません。
そのちょうどいいとこだけを取ったのが、リサイクルレザーデスクマットです。
芯材に頼らなくても十分な硬さがあり、かつ固めているとはいえ天然皮革を使用しているため、革に触れている感触を確かに感じられます。
使ってみてわかった硬さの良い影響は、ある程度雑に使えること。
仕事ではこの「ある程度雑」も必要ではないでしょうか?
あっという間に、ずっとそこにあったかのように愛着を感じるまでになりました。

今回、私自身最も大切に感じていたのは捺印の感触でした。
「ここまで良いマットなのに、捺印が綺麗にできなかったらどうしよう?」
そのため実はしばらく捺印テストはできないでいました。
ある日覚悟を決めていつものように捺印したところ、全くの杞憂に終わりました。
このリサイクルレザーの適度が硬さが、捺印にも良い影響を及ぼすことがわかりました。
硬いため印が沈み過ぎないので、私たちが作り手として最も表現したい線が正確に出ます。

つまり重要な契約で、大切なお客様のサインと捺印をいただくために、最も最適なデスクマットであることがわかりました。

伊東屋リサイクルレザーデスクマットを取り扱うまでの流れ

署名捺印ドレスコードの企画自体は数年前から考えていましたが、世に存在する膨大なアイテムの中から何をセレクトするかは本当に悩ましいものでした。
それがとある会話の中で「銀座伊東屋さんの商品は?」の一言から、物語が一気に進みはじめました。
すぐに銀座に足を運び実物を手にした瞬間、それはまるで運命の出会いのように感じ、思わずその場で購入してしまいました。
大切に持ち帰り、封を開け、今までのデスクマットを横に追いやり主役の位置へ。

作業をするのにちょうどいいサイズ感。
見た目の豪華さと美しさ。
そして何より署名捺印を補助する道具として非常に優れている。
私の場合、PC作業だけでなく、書くのも捺すのも仕事です。
あれから数ヶ月、今もこうして使っていますが、毎日机に向かうのが楽しくなります。

(このデスクマットを全ての契約の席に)

そんな想いを伊東屋さんに直接伝えたく、無理を言って訪問しました。
私たちの想いをきっちり受け止めていただき、取り扱うこともご快諾いただきました。
伺うと、伊東屋さんの商品を印章業会で取り扱うのは鈴印が初とのこと。

それにしても銀座という場所は、なんであんなにテンションが上がるんでしょうね。

最後に

署名捺印デスクマット
(税別)7,000円

新たに取り組む「署名捺印ドレスコード」
その基本になるのは、お客様の署名捺印に最適なデスクマットです。
ようやく辿り着くことができました。

お客様の署名捺印を心から大切に思うあなたにぜひ使っていただきたいです。

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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