印鑑の汚れはなぜ起こる?
「印鑑の写りが悪くなった…」
「毎日使ってるけど、掃除ってどうやるの?」
急に印影がかすれてくると焦りますよね。
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、印章専門店の視点から、
簡単&安全なお掃除方法をお伝えします。
※本記事は2017年3月11日に初出。2022年9月30日に一度リライトした内容を、2025年6月28日にあらためてブラッシュアップしました。
原因は朱肉の汚れ

購入直後は綺麗でも、使っているうちに印影が乱れてくる原因の多くは朱肉の油とゴミの蓄積です。
朱肉の油は時間と共に乾燥するため、印面にゴミなどが付いたまま放置すると、表面が凹凸になって綺麗に写りません。
また印章を引き出しなどに剥き出しで保管していると、朱肉に埃が付着して乾燥し、それが印面に残って凹凸になってしまうなんてことも。
そうなると綺麗に写らなくなりますので、定期的な「お掃除」が必要です。
印鑑のお掃除方法【2ステップ】

- 詰まった汚れをかき出す
- かき出した汚れを取り除く
1. 詰まった汚れをかき出す

おすすめは標準的な硬さの歯ブラシ。使い古しでもOKです。
強くこすらず、やさしくブラッシングしてください。
水牛・象牙・チタン素材は水洗いOKですが
※柘などの木材は水厳禁です。
また専用ブラシも使いやすくておすすめです。
2. かき出した汚れを取り除く

浮かせた汚れは、粘着性のあるものでペタペタ取るのが効果的。
練り消しゴムが最もおすすめです。
専用の吸着クリーナーもありますが、練り消しのほうがコスパも高いです。

押し当てるだけで汚れが取れます。練り直せば何度でも使えます。
ちなみに某シ○チハタ製の商品もあるのですが、どうにも落ちにくいんです。

おそらく印鑑を破損させないよう優しい作りになっているようで、ブラシは柔らかすぎて汚れを掻き出せないし、粘着部分は硬くて付着しない。
そのため今回ご紹介した身近な道具で代用する方が綺麗になります。
綺麗に保つコツ
汚れたら落とすだけでなく、日頃のケアも大切です。
捺印後に朱肉の油を拭き取るだけでも、ずいぶん違います。
ティッシュでも代用できますが、専用の印鑑拭きなら毛羽立ちもなく安心です。
さらに見た目にもこだわる方には、鈴印オリジナルの印章拭きもおすすめです。
また、捺印頻度が高い方は、マイクロファイバークロスでその都度拭き取るだけでもOK。
私はデスクの横に引っかけて、常時このクロスで綺麗に拭いています。
まとめ
「最近、印影が薄い・かすれる」と感じたら、まずは印面のお掃除を試してみてください。
今回ご紹介した道具は、どれも身近で使いやすいものばかり。
それでも改善しない場合は、摩耗や破損の可能性もありますので、専門店へご相談ください。
綺麗に使って、気持ちよく捺印を!