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水牛材をお使いの皆様、保管の際にはたった1点だけご注意ください

  1. 印鑑を使っていて困った時
  2. 3488 view

実印や銀行印などの印章(はんこ)の素材で、なんだかんだ昔から一番人気なのは水牛材。
種類としては黒水牛や白水牛などがありますが、木材と比べてはるかに丈夫で、かつ比較的リーズナブルなため選ばれる方も多いです。
ただし1点だけご注意いただきたい点がございます。
2012年10月12日に公開したブログですが、全編リライトして2018年6月9日に再度公開しました。

 

水牛材は虫食いの可能性があります

欠けているように見える箇所が虫食いです。
ただこれは、決して使う方の管理が悪いからじゃなく、もともとの成分のため運が悪いと誰でも起こってしまう現象なんです。
水牛は洋服の繊維などと同じ、動物性タンパク質です。

そのため洋服と同じように、虫がつくと食われてしまう可能性があります。
虫食いの詳しくは以下から。

とはいえ、この現象も必ず起こるわけじゃなく、運が悪いとってところが曲者。
洋服もそうですが、着ていれば食われる可能性が少ないのに、ここぞという場合で着るように大切に保管していたのに限って・・・
水牛も同じです。普段マメに使っていれば心配ありません。手脂などがついてそれが虫除けになるからです。
ところが実印も銀行印はむしろ大切な洋服より、登場する場面は少ないかもしれません。
しかも10年で違う意味でも着られなくなる洋服と違って、印章は一生モノ。
万が一食われてしまったら、再び作り直して再び登録をしないといけなくなってしまいます。
これは面倒ですし、何よりもったいない。

なので簡単に済む保管方法をご紹介したいと思います。

 

水牛は新聞紙を巻いて保管しておいてください

大切な洋服はそんなことがないように、防虫剤と一緒に保管するかもしれません。
なので、印章も同じように・・・
っていっても環境によっては面倒だと思います。

そのために誰でも簡単にできて一番効果のある方法をご紹介します。
それがこちら。

印章自体に新聞紙を巻いて保管しておく。
新聞紙のインクの防虫効果があるそうなので、一緒にケースにいれておくだけでも良いそうですが、どうせなら一巻き。

これだけで一安心です。

 

最後に

上記の虫食い印は、10年以上前に鈴印でお納めした商品で、お渡しから半年で起こってしまった出来事でした。
そのためメーカーさんに確認したところ、新聞紙を巻く対処法が良いとの回答でした。
それを裏付けるお話も店頭で伺いました。
反物を扱う方で、やはり同様に新聞紙で包んで保管されているそうでした。
またそれから10年ほど同様に現象はまだ聞いておりません。
つまり一定の効果があると考えられますね。

印章って非常に特殊な環境に置かれる性質があります。
頻度は少ないのに、期間は長い。
頻度は少ないのに、使うときは急ぎ。
頻度は少ないのに、非常に重要な場面。

いざ目の前に大きな出来事が待ち受けている時に余計な心配をしなくて済むよう、ちょっとだけ一手間加えてあげてください。
もし新聞とってないよって方は、お店に来ていただければお渡ししますよ。

しかも英字でちょっとおしゃれ♡

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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