鈴印には日々、捺印を大切にされるお客様が多くご来店されます。
やはり良い品を手にしようとされる方々は、それぞれの物語をお持ちです。
そしてそこには私たち作り手の想像を超える内容も多く、非常に興味深く聞かせていただいてます。
とても面白い内容が多いため、ブログのカテゴリーでも分けてますので、興味のある方はぜひ。
契約の時の実印は見事にその人の本質を決定づける
今回は、新車の販売をされる方のお話でした。
この業種の方がいらっしゃる際についつい私が聞きたくなってしまうのは、この質問。
契約の時って、やはりお客様の実印は見たり意識したりします?
その方も、言葉を慎重に選びながら教えてくれました。
う〜ん、やはり見ちゃいますね。
私自身はお持ちの印でお客様を見定めるようなことはしなくないんですけど、ある意味その方を決定づけるツールであることは間違いないような気がします。
と言いますのは、契約をきちんとお考えのお客様は、最初から一貫してちゃんとされている方が多いです。
だから私たちもそれにお応えできるよう精一杯努めます。
最後に契約の捺印をいただくのですが、そのようなお客様って一事が万事と言いますか、ちゃんとした実印を使われている方が非常に多いんですね。
なのでその瞬間に「間違いない」と思ってしまう自分もいます。
また不思議と逆の場合も然りなんですよね。
そう考えますと実印って、ある意味その方の本質を決定づけるものなのかもしれません。
私が興味を持ったフレーズはい「一事が万事」でした。
すごくきちんとした方が三文判って場合も少ないし、大丈夫かな?って方が良い実印を使っている場合も少ない。
契約って必ずそれを結ぶ相手がいますから、その方に失礼にならないように、きちんとして道具を使う、そんなイメージでしょうか。
最後に
契約ってどちらかが偉いとかじゃなくて、お互いにきちんと意思の疎通ができるように結ぶものですからね。
やはりお互い人間ですから双方気持ちよくやり取りをしたい、そして自分の意思を伝える1番の手段が捺印ですから、それを分かっている方はみなさん良い道具を選ぶのでしょう。
たかがハンコ、されどハンコ。
だからこそ、見ている人は見てるものです。