以前もどこかで書いた気がしますが、ウチの次男は救急車が大好きです。
トミカも好きですし、道を走っているのを見るのも好き。
ワタクシが運転中もうっかり「ほら!救急車きたよ」なんて教えても、すれ違いざま過ぎて見られなかった時などは、見たことがないほど激怒。
そのため最近では確実に見られるタイミング以外では、口を滑らさないように注意します。
本当、そのくらい好きなんです。
ところが、1つだけ残念なことがあります。
これまで救急車に乗ったことがないのです。
ちなみに長男は骨折で、三男は熱性痙攣でそれぞれ経験あり。
二人ともそれはそれは「大変だったと」自慢げに次男に話します。
次男は丈夫なんです。
だから幸か不幸か、乗ったことがないのです。
日曜日は乗れなかった
先日の日曜日、いつもの何もない公園に行きましたが、何もないくせに急な坂道はあります。
次男はその坂道を上からストライダーで急降下するのが大好き。
その速度は毎回こちらが鳥肌が立つほどの猛スピード。
ストライダーはブレーキがありませんから、フットブレーキのみ、というか靴底ブレーキ。
だから次男の靴はいつも、そこがすり減っています。
この日はいつもと違う車種に乗っていました。
いつもと違うから、きっとブレーキのタイミングも違うのでしょう。
遠くから見ていたんですが、いつもなら見事に止まるその瞬間・・・見事にジャックナイフ。
彼にはいつも言い聞かせています。「救急車は、ものすごく痛いか、血が出ないと乗れないよ」と。
その時は顔面から地面に叩きつけられましたので、鼻の頭を見事に強打。
すり傷と共に軽い流血。
昨日は乗れたのか?
ぼちぼち仕事も終わろうかというタイミングで奥様から電話。
聞けば次男が手の親指を扉に挟んで、青く鬱血しているとのこと。
電話の後ろでは、鬼気迫る大声で「痛い〜!」と泣く次男。
慌てて帰宅し、症状を確認。
とは言えもちろん素人のワタクシですから、なんとも分からない。
だけど時間も遅くて病院はやっていない。
あまりの痛がりを見ながらも、ふとよぎる疑問。
「こいつ救急車乗りたくて大袈裟にしてるんじゃ?」
だって過去に自分が指を骨折した際の腫れ方をは明らかに違う。
とは言えそんなそぶりを子供の前では見せられません。
真剣に心配するフリをして、急いで病院に。
緊急事態からなのか途中の車の中で、色々話す長男。
時折面白い話題が出ては、思わずつられて笑う次男。
おい♡
きっと救急車に乗れないことを悟った時点で、もうどうでもよくなったのでしょう。
まあ腫れているのは間違いありませんからね、とりあえず病院へ。
診断は予想通り「小さくヒビが入っていますかね。念のため冷やしておいてくださいね」
最後に
みんなでご飯を食べて、無事帰宅。
ふと次男を見ると、携帯で何かをやっています。
よくよく見ると・・・太鼓の達人を、痛かった指で叩いてました♡