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印鑑も看板も、全ては手書きの文字からスタートしているのではないか?

手書き文字

小さいけれど大きなこだわり。
それが鈴印の場合は手書きの判下になります。

手書きや手彫りの手作業さえカットしていけば、30分もかからず完成し、即日出荷も全然余裕。
また素材との組み合わせによっては、価格も大幅に抑えられます。
でもやはり、この部分だけは譲ることができないんですね。

印鑑も看板も、手書きにこだわるのは個性を作るから

これまでもブログで手書きの良い点をお伝えしてきました。
それはデザインの美しさであったり、複製ができない唯一無二であったりですね。
でも最近思うんです。

手書きって個性を作っているんじゃないかって。

最近ではデザイナーの友人も増えてきて、色々な話をするようになりました。
類は友を呼ぶとはまさにで、結局仲が良くなるのってこだわりの人間ばかり。
聞けばやはり私たちを同じような環境だったりもするようです。

とりえずそれっぽいフォントを並べて「はい。いくら」ってデザインもあれば、細部までこだわって途方もない時間をかけて作り上げるデザインもある。
私も街中で看板を見ては「これってどうなの?」って疑問に思うものの少なくないんですよね。
一方でやたらオシャレなんだけど、読めないし分からないものもあったりと様々です。

こだわりの人間の共通点は、デザインを完成させるまでにどうしても時間がかかってしまうこと。
だって無限の可能性の中から、その人に最適なデザインを捻り出していくわけですから、仕方なかったりもします。
でも一方で、そのかかっている時間って、目の前で作っているワケじゃないんで伝わりにくいんですけど、その人に寄り添っている時間でもあるんですね。

どうしたらもっとカッコ良くなるかな?
どうしてももっとこの文字の個性を活かせるかな?
完成して納品した際に喜んでもらえるかな?
私の場合はそんなことを考えながら、辞書をひたすらめくっています。

細かい話なんですけど上の画像の法人印。
会社名って最近では、漢字だけじゃなくて、ひらがなやカタカナ、それにアルファベットまで混在するパターンが多いです。
漢字とカタカナが混在すると、どうしても漢字が小さく、カタカナが小さくなってしまいます。
そのため漢字に対してひらがなやカタカタは80%程度の幅にして書いたりします。
あとは「オート」なんて場合、間の「ー」の部分がやたらスカスカに見えるんで、ここは60%にしたりとかですね。

最近ではネットで情報も入手できますから、ググって会社様の規模や雰囲気を感じたりして、その企業に最適な雰囲気を試行錯誤したりもします。
つまりただ文字を向き合うだけでなく、その会社様の個性を作る意識でデザインしている部分もあるんですね。

最後に

はっきり言ってしまうと、印章製作において一番大変なのって最初のデザインなんです。
彫ることって自分で言うのもなんですけど、熟練の技ですから勝手に手が動いてくれます。
対してデザインは決まりがありませんから。

もちろん印鑑登録制度の縛りはありますけど、それって辞書を元に間違っていなければいいだけ。
それをどこまで拡大解釈して、新しさを表現できるかも作り手の力です。

小さな世界なんで、もしかすると気づいていただける人は少ないのかもしれません。
会社の印なんて、本当細かいですから。
でもいいんです。
小さなこだわりを小さいところに目一杯詰め込んでいるからこそ、光り輝いてくれるはずですから。

街中の看板を見渡して、どことなくオーラを放つもの。
何にこだわって作っているのかまでは、私には分かりません。
でもそれってきっと手書きからスタートして、小さなこだわりを目一杯詰め込んでいるからなんだと、私は信じています。

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一刀一刀に込められた技術と想いを、動画でご覧ください。
鈴印の「手彫り全行程」完全収録。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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