それにしても相変わらず、どっぷりとスケボーに浸かっているようです。
時間があれば指スケをガチャガチャ、パソコンの前に座ればスケボーのYouTube、そして毎日どこかで滑っている長男。
その言動からスケーターの文化などをワタクシも耳にするようになります。
スケーターってやんちゃな風貌の子供達が多いんですけど、実際には上下関係もしっかりしているだけでなく、上手な子は始めたばかりの子にすごく優しい。
私なんかが長男を迎えにいくと、みんなしっかり挨拶してくれますしね。
そういえばワタクシがオーリーの練習しているのを見て、すごく親切に教えてくれた子もいました。
そんな感じで下手な大人よりしっかりした子たちが多いんですよ。
しかもさらに好印象なのが、自分のことは自分で行う文化が醸成されていること。
スケートボードも自分たちで組み上げますし、遊び道具だって。
見たことあると思うんですけど、パイロンを2個並べてその上を飛んで、上手くなると重ねる箇所を増やして高くしていく。
毎回「よく考えるな〜」と参考になることばかり。
その延長線上になるんでしょうかね。
また突然長男から相談を持ちかけられました。
スケートボックスを作りたい
わかります?
まあスケボーやらない人はよく知らないかもしれませんし、ワタクシもよくわかりません。
上の写真のように、まずオーリーで飛んで、端っこの金属部分を滑るんだそうです。
ワタクシ的には一生無理なんで興味なし♡
んで、これを自作したいと。
聞くところによりますと
- 費用は友人たちと共同出資で
- 作り方はYouTubeで
- 不明な点や持ち運びをワタクシに手伝ってほしい
プランはきっちり出来上がっているので、断る理由などございません。
むしろ自分でDIYで作ろうと思うことに感激です。
確かに全長が180㎝もありますから、子供達だけで運ぶのは大変なのも想像できますしね。
それよりも休日のプランの提案がありがたい♡
さらに素晴らしいと思ったのは、YouTubeを見ながら必要な材料を全て書き出していたこと。
3,000円で作れて、工程も全て把握しています。
あとはお店に行って、買って、組み立てるだけ。
見事です。
けど、まあなかなかスムーズには行きませんわな^^;
材料の買い出しでいきなりトラブル
今回は買った板を自分もしくはお店でカットしてもらう必要があります。
そのため対応してくれるホームセンターを訪ね、材料を物色します。
なんですけど・・・値段が想定の約4倍^^;
ワタクシのであれば探す時間を考えるとGOしちゃうかもしれませんけど、子供たちの共同出資とあってはそうも行きません。
まずは総額を出そうとメモを見せてもらおうとすると、
しかもですよ、書き出していたメモを忘れる長男。
文句言おうと思ったら、ワタクシは財布を忘れていることに気がつき黙って帰宅。
さすが親子です♡
引き続き違うホームセンターに行ってみると、1,000円も安い。
まあそれでも事前チェックでの約1,000円の3倍です。
ここでそもそもの疑問をぶつけてみました。
だから高くなってるとは思ってたんだよね。
まあでもですよ、本人が自作したいって強い思いがあれば、なんとかしてあげたいって思うじゃないですか?
数軒回って最安値を見つけ、最終的に6,000円ちょっとで完成できそう。
そこでまた驚かされたのは、1人1,000円→2,000円の交渉を自分で行い、全員の同意の上で決定。
しっかりしたきたな〜、親バカかもしれませんけど♡
組み立て開始
今回の手順は以下
- 板・角材・スチールアングル・シリコンシーラント・ビスを購入
- 板と角材をカット
- インパクトドライバーを使って、板と角材をビスで止める
- 端材をノコギリでカットして補強にする
- 箱にスチールアングルをシーラントで接着する
一番肝心なのは板のカットで、これはお店で対応してくれることになったので一安心。
まずはインパクトドライバーの使い方を教えて、早速トライ。
ワタクシと違って器用なんですよね。
あっという間にコツを掴んでいきます。
初めてとは思えない手つきで、ガンガン組み立てていき、あっという間に土台が完成。
次に短く切った角材で補強。
本当子供って飲み込みが早いです。
ちょっと教えて、ちょっと経験を重ねるだけで、一気に上達していきます。
すっかり板についた雰囲気。
板だけに♡
次に一番の難関です。
今回購入した板の長さより、スチールアングルの方が2センチほど長いんです。
スケボーですから、変な出っ張りがあるとつまづいて転けてしまいます。
そのため余った板を補強も兼ねて、ノコギリで切ります。
もちろん採寸も自分です。
端材で数回練習をし、こちらもあっという間に掴んでいきます。
次に切った板をまたしてもビスで固定します。
もう迷いがない。
一気に行きます。
そして最後の工程、スチールアングルをシーラントで接着。
これ硬いんですよね。
渾身の力で絞り出していました。
そしていよいよ接着です。
ワタクシ的にも嬉しい瞬間でした。
これで完成です。
まだ接着が固まってないっつーの♡
最後に
結局ワタクシ支えを手伝っていた程度で、全部自分で完成させちゃいました。
それにしても子供が目をキラキラ輝かせながら何かに没頭している姿は良いものです。
その時間を一緒に共有できたことがワタクシ自身も良い思い出になりました。
なのでついついブログも長めになっちゃいました。
あと気になるのは・・・こんなデカいのどうやって運ぶの???
まあきっとそのうち打診があることでしょう♡
最後に参考にした動画を貼っておきます。
ワタクシ自身、別に工作を得意としているわけでもなく、ガイドなしじゃ一緒にいてもきっと役に立たなかったことでしょう。
スケボーが趣味の大工さんの投稿だけに本当細かい部分まで緻密に計算され尽くしていて、そのまま真似たら完成しちゃいました。
でも費用は時代の流れもあって、倍かかちゃいましたけど♡