本日はお客様の言葉です。
シヤチハタから卒業したくなるハンコと朱肉
「私は仕事柄認印を押すコトが多いんですけど、これまでは便利でシヤチハタ印を使って押してました。でも今までもどこかで思ってたんです。大切な契約に手軽にシヤチハタを押してていいのかって。やはりきちんとした契約の際には、ちゃんとした印を朱肉を付けて押すべきだって。」
そんなお話と共に、チタン印とBL朱肉をお求めになりました。
BL朱肉
「これでシヤチハタから卒業できますね。むしろこれまでただ事務的な押す作業から、きちんとした捺印に変えられそうです。っていうか、色々理屈抜きにこれは押したくなりますよ〜!」
確かにプレミアムチタン印は独特の重量感でついつい押したくなる感覚があるんですよ。
BL朱肉も独特のしっとりした濃い色合いなのに乾きも早く、ついつい押したくなる。
それに比べて、シヤチハタ印って押していて気持ち良い感覚ってあまり感じませんね。あくまで事務的に手軽に簡単に押せる感じ。
あくまで感覚なんですけど、車に例えると分かりやすいでしょうか?
低価格を追求した車と、走りと追求した車。
低価格を追求した車は、乗っているワクワク感や楽しい感覚ってあまり感じませんよね?便利で気軽に乗れて、ちょっと買い出し。多少こすってもさほど気にならないし、出かけるのもちょいと面倒くさい。
対して走りを追求した車って価格もそれ相応にしますが、乗っていて楽しい。だからついつい乗る用事を考える。乗ったら今度は車がその想いに応えてくれる感じ。だから大切に乗ります。
極論か♡
でも実際、感覚的にそのくらい違うんですよ、シヤチハタとちゃんとしたハンコと朱肉って。
まとめ
とはいえ、シヤチハタの便利さもなかなか捨てがたい。
でもそんな時にまた、親父の言葉を思い出しましたよ。
「お客様にお渡しする領収書に、しかも収入印紙の割印にシヤチハタってのもどうかな。やっぱりハンコを生業にしてるんだから、そこはきちんとしたのを押さないといかんだろ。だってありがとうございますって意味で押すわけだろ?」
って言いながら、やっぱ自分で自分の印を彫るのってなかなか大変なんで、結局そのままでした。
でも私はこれを機会に進めたいと思います。
お客様のお手元に渡るモノこそ、きちんとしたハンコをきちんとした朱肉で。