練り朱肉に欠かせないのがヘラ。
インクを補充する通常のスポンジ朱肉に対して、その名の通り練って使うのが練り朱肉だからです。
必ず必要なため、朱肉によっては付属している場合もあります。
なのに単体ではあまり販売していないんですよね。
そのため7年ほど前に、販売を始めました。
ところがこちらもある程度在庫数が限られてきてしまっているようです。
また値上げもあり、2016年4月15日のブログですが、2023年4月12日に再度リライトしました。
練り朱肉メンテナンスへら発売開始
(税別)1,080円
写真は20年ほど使っている私物です。
ありそうでなかったアイテム。
朱肉は温度の影響を受けるため、温度を加えることで扱いやすくなります。
一方で西冷印社の朱肉などに備え付けのヘラは、木製のため夏を与えることができず、ドライヤーや湯煎などひと手間がかかります。
こちらの商品はステンレスのため、コンロなどで直接炙って、そのまま整えることが可能です。
しかも適温を指先で感じることができ、朱肉に対して必要以上の熱を加えることがありません。
備え付けのへらはサイズも小さく、ハンドリングにコツと慣れが必要です。
一方で金龍のメンテナンスへらは126ミリと長いため、非常に使いやすいのが特徴です。
前述した熱で炙る際も、適度な長さがあるから持つ部分まで熱が届くのに時間がかかり、その温度感を安心して感じることができます。
つまり炙っていていきなり高温になる心配がありません。
使い方は動画をご覧ください。
へらを熱して、表面を優しく撫でるだけ。
簡単です。
最後に
プロとアマチュアの違いの1つが道具です。
プロは仕事ですから、数ある道具の中で厳選された一番使いやすいモノを使います。
毎日使うモノだけに、快適に気持ち良く使いたい。
もし練り朱肉のメンテナンスでお困りの方がいらっしゃいましたら、このへらは超オススメです。
1つあるだけで一生もの。
日頃練り朱肉を愛用されている方は、ぜひ1本置いておいて下さい。
朱肉を使うのがさらに楽しくなりますよ。
メーカー製造中止に伴い、在庫数も数に限りが出てきました。
気になる方はなくなる前にお早めにどうぞ。