練り朱肉のメンテナンス方法【ベタベタ対策】
「朱肉がベタベタして使いづらい…」そんなお悩み、ありませんか?
ここでは「練り朱肉」がベタベタになってしまったときのメンテナンス方法をご紹介します。
「スポンジ朱肉」はインクを補充するだけで済みますが、「練り朱肉」は粘土状のため補充の概念がありません。
また油分が浮いてベタベタになり、使えなくなることもあります。せっかくの朱肉をそのまま放置してしまう方も少なくありません。
本記事では、動画も交えて正しいメンテナンス方法をご説明します。さらに、それでも復活できない場合の原因と対処法も解説していますので、最後までご覧ください。
※本記事は2014年12月10日初公開、2018年4月11日と2023年4月11日、2025年6月27日にリライトしました。
練り朱肉がベタベタになる理由
練り朱肉は、その色合いや風合いが印象的で、印章の高級感を引き立ててくれます。私自身もスポンジ朱肉より練り朱肉をよく使っています。
ただし温度の影響を受けやすく、
- 暑いとベタベタに
- 寒いと硬くなる
という性質があります。
固くなってしまった場合の対処法については、以下のブログをご参照ください。
ベタベタの練り朱肉を復活させる方法

用意するもの: 手ぬぐいやさらしなどの繊維が出ない布(※ティッシュはNG)
1. 表面の油分を拭き取る

優しく押さえるようにして油分を吸い取ります。強くこすると形が崩れるので注意しましょう。
2. 手ぬぐいを一晩のせて油分を吸収

布を一部切って朱肉の上にのせ、一晩置いてください。これだけで適度な硬さに戻ります。
3. 中心を高く整える

中心を山形に整えると、裾部分を回すように朱肉を使え、均一に減って長持ちします。
復活できない朱肉の見極め方

ベチャベチャで絵の具のような状態になっている朱肉は、内部の油分バランスが崩れており復活困難です。朱肉そのものの品質が低い場合が多く、詰め替えがオススメです。
おすすめメンテナンス道具
今回動画で使用したメンテナンスへらは、ショッピングサイトにてご購入いただけます。残りわずかですので、お早めに。
さらにおすすめの朱肉
クアドロ朱肉

温度や湿度の影響を受けにくい、オーガニック原料の高品質朱肉です。
大谷石練り朱肉

宇都宮ならではの大谷石を用いた、特別感あふれる朱肉。
▶紹介記事はこちら
もし朱肉の状態がわからない…という方は、お気軽に鈴印までご相談ください。
まとめ
練り朱肉は、捺印の質を一段階引き上げる「本物の朱肉」です。
正しいメンテナンスを施せば、半永久的に使い続けることが可能です。
朱肉は使えば使うほど状態を維持できるもの。愛情を込めて日々使うことが、長持ちの秘訣です。
ぜひお手元の朱肉を復活させて、気持ちのよい捺印をお楽しみください。
印影はあなたの大切な印象そのもの。朱肉ひとつで、その価値が大きく変わります。